地元の稲刈りが終わりました。

地元の稲刈りが終わりました。

今年の田植えから、関わらせてもらっている「集団営農」。「オペレーター」と言ったりします。農協さんが主体になって、地域の農家数名で運営される「集団営農」。わたしたち農家がチームを組んで、地域の農地を管理していきます。

草刈りをしたり、田植え、稲刈りをしたり。作業をすると、時給が出ます。わたしたちにとっては初めての、チームでの田植え、稲刈りのお仕事でした。わたしたちのような新参者は、こうした「みんなで地域を守る」みたいな取り組みそのものが新鮮で、すごく刺激的です。

農業をやりながら、地域に住んでいると、いまの「生活」そのものが、人の役に立てている実感がとてもあります。自分の農地を守ることもしかり、道路にかかる木をチェンソーで切り倒したり、台風後の道路をマルチローダーで掃除したり、2tダンプで土砂を運搬したり。サラリーマン時代にはできなかった、生きる力を日々蓄え、税金ではまかなえない、小さな仕事を毎年コツコツ積み重ねます。

「人を幸せにする仕事」とカリカリ考えてた時期が確かにあるのですが、ここでは「暮らす」ってことがそもそも、地域貢献になったりします。「生きてるだけでも貢献できる」ってのは、それはそれはありがたい環境だったりするのです。がんばろ。